この記事では、「アーモンドプードル」と「アーモンドパウダー」の違いについて紹介します。
アーモンドプードルとは?
アーモンドプードルとは、アーモンドを粉末にしたものをいいます。
お菓子作りなどに用いられるもので、クッキーやマカロン、マフィン、フィナンシェ、タルトなどの生地に練り込むのが一般的です。
アーモンドの風味を加えることができ、食感を変えることもできます。
例えばクッキーの場合、アーモンドプードルを入れることでサクサクの食感になります。
タルト生地に使ってもサクサクの食感が引き立ちます。
小麦粉などの粉類のうち20%から30%程度をアーモンドプードルに置き換えます。
なぜサクサクの食感になるのかというと、アーモンドプードルには小麦粉と違ってグルテンが含まれていないからです。
また、アーモンドは油分が多いので、パウンドケーキやフィナンシェなどにアーモンドプードルを加えると生地がしっとりします。
アーモンドプードルには皮つきのものと皮なしのものがあり、皮つきの方がアーモンドの風味が強くでます。
皮なしのアーモンドプードルは、生地が滑らかで風味も主張しすぎません。
アーモンドパウダーとは?
アーモンドパウダーとはアーモンドを粉末にしたもので、アーモンドプードルと同じものをいいます。
英語だと「Almond powder」で、powderには粉という意味があります。
アーモンドプードルとアーモンドパウダーの違い
どちらもアーモンドを粉末にしたものなので、全く同じものです。
プードルはフランス語の粉を意味する「poudre」からきています。
ただし、アーモンドパウダーをフランス語にするとアマンドプードルなので、アーモンドプードルは英語とフランス語が混ざった和製英語です。
日本ではアーモンドプードルとして定着しており、アーモンドパウダーという呼び名も使われています。
まとめ
アーモンドプードルとアーモンドパウダーは同じものなので、違いはありません。