「カビキラー」と「カビハイター」の違いとは?分かりやすく解釈

「カビキラー」と「カビハイター」の違い製品・商品

この記事では、「カビキラー」「カビハイター」の違いについて紹介します。

カビキラーとは?

カビキラーは、化学メーカーのジョンソンが販売しているカビ取り剤です。

ジョンソンはアメリカに本社を置くSCジョンソンの日本法人で、1962年に日本に進出しました。

カビキラーは30年以上売れ続けているロングセラーで、次亜塩素酸塩・水酸化ナトリウム・界面活性剤を主成分としています。

カビの細胞壁を破壊して分解する作用があるので、カビの汚れを取り除くことができます。

カビの細胞に入り込んで組織や酵素を破壊して分解するのが次亜塩素酸塩で、水酸化ナトリウムは次亜塩素酸塩がカビに入り込むのを助けます。

界面活性剤も次亜塩素酸塩がカビの内部に浸透するのを手助けし、分解したカビ汚れを水に移す働きを持っています。

カビキラーはスプレータイプで浴室のカビ取りなどに使われますが、ゴムパッキン用や洗濯槽用、キッチン用などもあります。


カビハイターとは?

カビハイターは、花王が販売しているカビ取り剤です。

正式には「強力カビハイター」という商品名になります。

花王の漂白剤ブランドであるハイターシリーズの1つで、次亜塩素酸塩・水酸化ナトリウム・界面活性剤を主成分としています。

浴室のカビ汚れに用いられます。

スプレー式の容器に入っており、付け替え用や特大サイズなども販売されています。

また、排水口のカビやぬめりを落とす「排水口スッキリ」というカビハイターもあり、粉末状で水を注ぐと発泡するタイプです。


カビキラーとカビハイターの違い

カビキラーもカビハイターもカビ取り剤のブランド名ですが、販売しているメーカーに違いがあります。

ジョンソンが販売しているのがカビキラーで、花王が販売しているのがカビハイターです。

どちらも次亜塩素酸塩や水酸化ナトリウム、界面活性剤を主成分としているので、効果に大きな差はありません。

まとめ

カビキラーはジョンソンが販売しているカビ取り剤で、カビハイターは花王が販売しているカビ取り剤です。