ズームと望遠の意味の違いがそのままレンズの違いに?
この記事では、「ズームレンズ」と「望遠レンズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ズームレンズ」とは?
日本の朝の情報番組で“ズームイン”という言葉が使われていたのを覚えている方も多いはずです。
ズームインは被写体に対して画面内で次第に大きく捉える事であり、ズームアウトはその反対語と言えるでしょう。
同行為をする時に使われるのが「ズームレンズ」です。
ガラケー時代のカメラから現代のスマホに至るまで、ズーム機能はほぼ標準装備されています。
しかし「ズームレンズ」ではないため綺麗に捉えるのは不可能だと言えるでしょう。
一眼レフカメラに「ズームレンズ」を装着するのが一般的な撮影方法。
そして広角、標準、望遠、高倍率と計4種類の「ズームレンズ」が種類として存在。
焦点距離を変動させる事ができるのが共通項だと言っていいでしょう。
「望遠レンズ」とは?
遠くの被写体を大きく鮮明に捉える事ができるのが「望遠レンズ」の特徴だと言えます。
定義は焦点距離がフルサイズに換算して70mm以上のレンズを指します。
焦点距離をフルサイズに換算した数値で中望遠、望遠、超望遠の3種類に分ける事が可能と言えるでしょう。
また「望遠ズームレンズ」の様に汎用性が高くどちらの分類としても扱われる様な物も存在しています。
「ズームレンズ」と「望遠レンズ」の違い
「ズームレンズ」と「望遠レンズ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は焦点を変化させる事で被写体を拡大、縮小、より鮮明に撮影可能なレンズだと言えるでしょう。
「望遠レンズ」はより遠くの被写体を大きく撮影できる特徴を持ちます。
例えば400mm以上の「超望遠レンズ』ならば数キロ離れた先の被写体を大きく鮮明に移す事も可能です。
まとめ
「ズームレンズ」は焦点を変更可能な物を指します。
一般的に一眼レフカメラを購入した際に付帯してくるのは「標準ズームレンズ」です。
一方の「望遠レンズ」は遠くの被写体をより鮮明に大きく捉える事が可能。
両者の長所を兼ね備えた「望遠ズームレンズ」も存在しています。