この記事では、「しゅん功」と「竣工」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しゅん功」とは?
しゅん功は、しゅんこうと読むのが正解な言葉です。
文字で記されたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、終わるや完成するという意味を持っているしゅんの文字に、成し遂げた結果や仕事等の意味を所有する功の漢字を付け足す事で誕生した言葉となっています。
だからこそしゅん功は、建築工事等の工事が終了する事を表すのです。
漢字では竣功と表現される事も少なくない言葉ですが、竣の漢字は常用漢字には含まれていないため、この様に、しゅんと平仮名表記されたりもします。
「竣工」とは?
竣工は、しゅんこうと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、出来上がる等の意味の竣の漢字に、作業やつくり出す等の意味がある工の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から竣工は、工事が完了して出来上がるという意味を示すのです。
主に家屋やビル、道路といった工事が終了し、建造物が完成した事を意味する言葉として用いられています。
「しゅん功」と「竣工」の違い
しゅん功と竣工の文字表記を並べて比べてみると、共通する文字はありません。
所が読み方はどちらも同じ、しゅんこうであるだけでなく、共に工事が終了するという意味を表現する言葉同士です。
というか似ているのではなく、この2つの言葉は全く同じ意味を持つ言葉同士であり、しゅん功は漢字表記にして、竣功という風に表記される事もあります。
ただし竣の漢字は常用漢字ではないため、しゅん功の様に敢えて平仮名で書かれたりする事もあるのです。
まとめ
2つの言葉は見た目には共通する文字はありませんが、どちらも、しゅんこうと同じ読み方をします。
それ所か、建造物が出来上がるや工事が終了するといった、全く同じ意味を有する言葉同士です。
更にしゅん功は、竣功と漢字で表記される事もありますが、竣の文字は常用漢字ではないため、この様にしゅん功と平仮名で書き記したりします。
なので竣工の方も、しゅん工という書かれ方をする事もあるのです。