この記事では、「赤紫蘇」と「青紫蘇」の違いを分かりやすく説明していきます。
「赤紫蘇」とは?
「赤紫蘇(アカジソ)」とは、「紫蘇(シソ)」のことで、葉が赤紫色なのが特徴です。
「紫蘇」はシソ科シソ属に分類されている一年草です。
「紫蘇」は英語で「Perilla」と表記します。
芳香があり、代表的な和風ハーブです。
「紫蘇」の草丈は40㎝〜100㎝くらいです。
中国が原産で、日本では中国から渡来したと言われており、縄文時代にはすでにあったようです。
「紫蘇」の開花時期は7月〜8月頃で、総状花序の白色、紫色、桃色の花が咲きます。
花径は2㎜〜3㎜です。
茎は四角形で、実は緑色です。
葉は対生の広卵形で、縁は鋸歯です。
「赤紫蘇」の野菜としての旬は、6月〜7月で、梅干しの発色などに用いられています。
また、「赤紫蘇」は薬用にも用いられています。
そして、「赤紫蘇」の別称には、「シソ」があります。
「青紫蘇」とは?
「青紫蘇(アオジソ)」はシソ科シソ属に属している一年草で、「紫蘇」の変種になります。
「青紫蘇」の葉は緑色です。
また、「青紫蘇」には「大葉」の別名があります。
「青紫蘇」の野菜での旬は7月〜10月で、香味野菜などとして利用されています。
「赤紫蘇」と「青紫蘇」の違い
「赤紫蘇」と「青紫蘇」の違いを、分かりやすく解説します。
「赤紫蘇」は「紫蘇」のことで、葉が赤紫色をしています。
一方、「青紫蘇」は「紫蘇」の変種で、葉は緑色です。
「赤紫蘇」と「青紫蘇」にはこのような違いが見られます。
まとめ
「紫蘇」は他にも、「縮緬紫蘇(チリメンジソ)」、「縮緬青紫蘇(チリメンアオジソ)」、「斑紫蘇(マダラジソ)」、「片面紫蘇(カタメンジソ)」などの種類があります。
今回は「赤紫蘇」と「青紫蘇」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「赤紫蘇」と「青紫蘇」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。