この記事では、「タバスコ」と「ハバネロソース」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タバスコ」とは?
「タバスコ」とは、いわゆる「タバスコペッパーソース」のことであり、辛味調味料(=チリペッパーソース)の商品名です。
メキシコのタバスコ州原産チレ・タバスコ(=タバスコペッパー)を主原料にしています。
アメリカのマキルヘニー社の創業者によって1865年に考案され、同社が現在も商標権を持ちます。
同社が本社を構えるルイジアナ州エイブリー島でのみ製造されており、基本レシピはずっと変わっていないそうです。
「タバスコ」はピリつく辛味と酸味が特徴であり、世界中で親しまれる定番ホットソースと言っても過言ではありません。
アメリカでは、バーベキューソースやステーキソースなどの風味付けで使用されることが多く、他ではウォッカベースのカクテルであるブラッディ・マリーの味付けにも使われます。
日本では、パスタやピザ、スパゲティの味付けに使われることがほとんであり、洋食店では味のアレンジ用に席やカウンターに用意されていることも多いです。
「ハバネロソース」とは?
「ハバネロソース」とは、唐辛子の一種「ハバネロ」を原材料にした辛味調味料のことです。
「ハバネロ」は約300000スコヴィル(スコヴィルは唐辛子の辛さを計る単位)を持ち、かつては「世界で最も辛い唐辛子」ともされていました。
日本では、2003年にお菓子メーカーの東ハトが販売したスナック菓子「暴君ハバネロ」が第2次激辛ブームの引き金となり、同時に「ハバネロ」の知名度も広く世間へ浸透したと言われています。
「タバスコ」と「ハバネロソース」の違い
「タバスコ」は辛味調味料の商品名であり、正式名称を「タバスコペッパーソース」と言います。
原材料には唐辛子の一種「タバスコペッパー」が用いられています。
対して、「ハバネロソース」は唐辛子の一種である「ハバネロ」を原材料にした辛味調味料のことです。
まとめ
「タバスコ」と「ハバネロソース」は主に原材料が「タバスコペッパー」か「ハバネロ」かという点に違いがありました。