この記事では、“Netherlands”と“Dutch”の違いを分かりやすく説明していきます。
“Netherlands”とは?
“Netherlands”とは「オランダ」や「ネーデルランド」を意味する英単語です。
「オランダ」を指す言葉としては“Netherlands”と“Holland”の2つがこれまで使用されており、日本語の「オランダ」も“Holland”を指すポルトガル語“Holanda”に由来しているのです。
しかし、2020年よりオランダ政府は国際社会におけるオランダのイメージの刷新や観光客の流動管理のために国名の通称である“Holland”の使用を廃止、公式国名を“The Netherlands”(ザ・ネザーランズ)に切り替えることを決定しました。
ちなみに、“Netherlands”は「低い土地」を意味するオランダ語に由来しています。
“Netherlands”の使い方
“Netherlands”は名詞として使われています。
“Dutch”とは?
“Dutch”とは「オランダ人」や「オランダ語」、「オランダの」、「オランダ製の」を意味する英単語です。
“Dutch”はもともと「ドイツ」を意味する言葉でしたが、17世紀ごろから「オランダ」を意味する言葉へと変化したようです。
“Dutch”の使い方
“Dutch”は名詞としてや形容詞として使われています。
“Netherlands”と“Dutch”の違い
“Netherlands”は主に「オランダ」を指すときに用いられる表現です。
対して、“Dutch”は「オランダ人」や「オランダ語」、「オランダの」などの意味で用いられる表現であり、国や国名の「オランダ」という意味は含まれません。
“Netherlands”の例文
・“I want to go to the trip to the Netherlands.”
(私はオランダへ旅行に行きたい)
“Dutch”の例文
・“I have a Dutch friend.”
(私にはオランダ人の友人がいる)
まとめ
「オランダ」や「ネーデルランド」を意味する英単語が“Netherlands”、「オランダ人」や「オランダ語」、「オランダの」、「オランダ製の」を意味する英単語が“Dutch”ということでした。