この記事では、「シャッタースピード」と「絞り値」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シャッタースピード」とは?
「シャッタースピード」は、被写体をとらえる際に開閉するシャッターの速度を早くしたり遅くしたりすることです。
シャッターの開閉を早くした場合、カメラは、コンマ数秒の世界をとらえることが可能で、水であれば大量の水の中から初めに落ちる水滴ですら捉えることが可能です。
「絞り値」とは?
「絞り値」は、シャッター内部の鏡に取り込む光の量を調整することです。
「絞り値」は、大きく絞り上げると光の量が減少するので、映り込んだ被写体は暗く映ります。
逆に絞り価を大きくすれば、大量にシャッター内の鏡に光が差し込むので被写体は明るくなります。
「シャッタースピード」と「絞り値」の違い
両者の違いは被写体をとらえる際の鏡に映しこむ時間の長さの調整と、光の量の調整という違いです。
「シャッタースピード」は、鏡の中に映り込む時間の調整で、「絞り値」は鏡に入り込む光の量を調製します。
両者の関係性は、写真の写り方に関係し、「絞り値」で光の量を少なくすると物体は暗くなりますが、背景がしっかり移り、「シャッタースピード」を早めるとほんの一瞬の様子がばっちり移りますが、背景がぼやけるので、調整を「絞り値」で行うのです。
「シャッタースピード」の例文
・『シャッタースピードを速くする』
「絞り値」の例文
・『絞り値を大きくすると写真の写りは暗くなる』
まとめ
「シャッタースピード」については、シャッターの開閉の時間の長さを調製することで被写体を短くとらえれば、その瞬間を映し出すというものです。
一方で「絞り値」は、太陽の光をレンズ内に大量に入れるか少なくするかというもので、絞り値を上げれば、太陽光が大量に入り込みますが、背景がぼやけたりするので「シャッタースピード」を速くしたりすることで調整をするのです。
この調整がばっちりと合えばとても美しい写真が出来上がります。