この記事では、「ヘアワックス」と「ヘアバーム」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ヘアワックス」とは?意味
クリーム状の成分を使っているのが「ヘアワックス」です。
髪の毛を立ててそのままの状態を保つため使ったり、前髪に丸みをもたせて固定するとき役に立ちます。
スタイリング剤として使う美容師も多く、髪の毛をドライヤーとクシで髪の毛を整えて毛先を外側へハネさせたり、短い毛を全体的に尖らせたように立たせるとき効果を発揮します。
元々は物や家具を保湿するために作られたものであり、そこにシリコンを入れることで保つ力を強くしているのです。
「ヘアバーム」とは?意味
オイルに近いものを「ヘアバーム」といいます。
髪の毛を立たせるというよりも、流れをつけることに使われている整髪剤です。
髪の毛を後ろに流すようにクシでとかした後、その状態を保つため指で少量の「ヘアバーム」を塗れば、その髪形を長時間保てます。
また、保湿力に優れているため、髪の毛が乾燥してしまう心配もありません。
前もって全体的に塗っておけば、ドライヤーの熱から髪を守り、保湿を与える役割を果たします。
元々は、肌への保湿用として作られたものが整髪料へと進化を遂げたのでした。
「ヘアワックス」と「ヘアバーム」の違い
「ヘアワックス」と「ヘアバーム」の違いを、分かりやすく解説します。
髪の毛を切った後、思い通りの髪形にするためのスタイリング剤として使うのが「ヘアワックス」です。
蝋【ろう】という意味があり、硬さがあるので使い方を工夫する必要性がありますが、量や付け方を工夫すれば思い通りの髪形にすばやく整えられます。
もう一方の「ヘアバーム」は高い保湿力があるため、髪の毛を乾燥から守ります。
この保湿力を活かせば手や足のかさつきを改善し、潤い与えて肌をしっとりさせる効果が期待できるのです。
髪の毛に流れをつけたり、パサついて広がることも防ぎます。
かなり硬さがあるため、多めに塗っても垂れ落ちないのが利点であり、流れをつけやすいのも魅力的です。
まとめ
どちらもミツロウを使っている髪に使うものですが、含まれている成分に違いがあったり、使用目的も異なります。
自分なりに違う点を見比べてみるといいでしょう。