この記事では、「対談」と「インタビュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「対談」とは?
対面をして話すこと、またある事柄について2人で話し合うことです。
「対」という漢字には、むかう、むきあう、相手という意味があり、「談」という漢字には、はなす、はなし、はなしあいという意味があります。
このことから「対談」には、向き合って話すことという意味があることがわかります。
一方的に話すことではなく、お互いに会話のやりとりをすることです。
また、一方が質問をするだけ、もう一方が答えるだけという形での話でもありません。
お互いがそれぞれの考えを話したりすることを「対談」といいます。
話し合いをする人数は2人です。
それ以上の人数になるときには「対談」とはいいません。
「インタビュー」とは?
記者やアナウンサーなどが、取材のために人に会って話を聞くことという意味です。
一方が質問をして、もう一方がそれに答えるという形をとることが少なくありません。
プロ野球で、試合の後にこの言葉が意味することが行われています。
試合の最後に、活躍した選手がアナウンサーから質問を受け、それに答えるシーンがテレビで放送されます。
これは「ヒーローインタビュー」といいます。
ある事柄をテーマにして、記者が調べているとします。
調べるにあたって、その事柄に詳しい人に話を聞くことにしました。
これもこの言葉が意味するものです。
「対談」と「インタビュー」の違い
「対談」と「インタビュー」の違いを、分かりやすく解説します。
「対談」は、向き合って話をすることです。
お互いが意見を述べるたり、話を聞いたりします。
一方が質問だけをして、もう一方は答えるだけというものではありません。
「インタビュー」は取材のために人に会って話を聞くことです。
取材をする側が主に質問をし、もう一方がそれに答えます。
まとめ
話すという意味を含む点が似ていますが、どのような形で話をするのか、何の目的なのかという点に違いがあります。