「マウント」と「ねじ伏せる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「マウント」と「ねじ伏せる」の違いとは?違い

この記事では、「マウント」「ねじ伏せる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「マウント」とは?

敵対する者をやり込めることを「マウント」といいます。

「試合でマウントする」といえば、自分の方から積極的に相手をねじ伏せる行動して威嚇するのです。

このようなところから自分は偉い、力があると相手に誇示して戦う意欲を失わせます。

元々は動物が強さを相手に知らしめるときに見せる「マウンティング」と同じ意味があり、優先順位を動きで伝えて従わせるのです。


「ねじ伏せる」とは?

腕を捻るようにしてねじり倒すことを「ねじ伏せる」【ねじふせる】といいます。

腕を後ろの方に折って体を回すように倒し、上にのって動きを抑え込むのです。

それほど相手が暴れまわる状況で使われている方法でもあり、やられた方は痛みで動けなくなります。

また、相手が生意気な態度を取るとき、無理に「ねじ伏せて」押さえ込み、力ずくで指示に従わせるのです。


「マウント」と「ねじ伏せる」の違い

ここでは「マウント」「ねじ伏せる」の違いを、分かりやすく解説します。

相手よりも力があり、立場的にも優位であることを分かりやすく伝えるために行なうことを「マウント」といいます。

このような意味から、相手を見下すため過去に起こした英雄伝や、自慢話で相手が敵視するのをやめさせるのです。

もう一方の「ねじ伏せる」は、体をねじって全体的に力が出ないように押さえ込む方法を指します。

ここから反抗する者に抵抗させないようにするため使う方法にもなるわけです。

「マウント」の例文

・『敵対する相手に威圧的な態度でマウントした』
・『マウントを取られた相手が急におとなしくなった』

「ねじ伏せる」の例文

・『酒にひどく酔って暴れる弟を兄が床にねじ伏せる』
・『強盗の腕をねじ伏せる店員の勇敢な姿が全国に流れた』

まとめ

相手を力で説き伏せるといった意味で使われている言葉をご紹介しました。

どのような場面で使うか行動を見てから使い分けるのもいい勉強方法になるでしょう。

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