「まとまった」と「群れた」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「まとまった」と「群れた」の違いとは?違い

この記事では、「まとまった」「群れた」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まとまった」とは?

ばらばらだったものがひとつになったさまを表します。

また、そうして一定の分量を成すさまも指します。

例えば、「よくまとまったスピーチ」「ある程度のまとまった単位でテストを実施し検証する」などのように使われます。

この言葉は、動詞「まとまる」の過去形であり、主に自発的に集まるという意味があります。


「群れた」とは?

集まるという行為自体を表す言葉で、動物や人間が大勢で一緒になることを意味します。

例えば、「鳥が空に群れる」「人々がスーパーに群れる」などのように使われます。

この言葉は、動詞「群れる」の過去形であり、主に他動的に集まるという意味があります。


「まとまった」と「群れた」の違い

「まとまった」「群れた」の違いを、分かりやすく解説します。

「まとまった」「群れた」は、どちらも複数のものが一つになるという意味を持つ言葉ですが、ニュアンスや使い方には違いがあります。

「まとまった」は、ばらばらだったものがひとつのまとまりを形成したさまを表します。

その一方で、「群れた」は、同じ種類や属性のものが近くに集まっているさまを表します。

「まとまった」の例文

・『彼は非常に良くよくまとまったスピーチをした』
・『まとまった休みがあれば、海外に行きたいな』

「群れた」の例文

・『魚が群れた光景は、集合体恐怖症の私にとっては、戦慄のシーンだ』
・『子供たちが遊び場に群れる』

まとめ

「まとまった」とは、ばらばらだったものがひとつになったさまを表す言葉です。

一定の分量やまとまりを持つことを意味します。

その一方で、「群れた」とは、たくさんの人や生物が集まっている状態を表す言葉です。

同じ種類や仲間のものが寄り添っていることを意味します。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。

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