この記事では、「ハサミ」と「キッチンバサミ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ハサミ」とは?意味
紙や紐を切るのに最適なのが「ハサミ」であり、学校では図工のとき選ばれている道具です。
物を挟んで切ることに特化している道具であり、1枚の紙をスパッと半分に切ったり、丸や三角などいろいろな形に切れます。
紙用だけではなく、糸を簡単に切れる断ち切りばさみ、医療用の特殊な縫い糸を切る医療用バサミ、布の断面を美しいまま切れて便利な裁断バサミなどその用途に応じて作られたものが揃うのも特徴的です。
切るものをいかに力を加えず、すぐに美しく切れるかを考えた柄や刃の大きさ、構造を考えて作られています。
「キッチンバサミ」とは?意味
台所で使うために考案されたのが「キッチンバサミ」です。
食材が入った袋を切るだけでなく、調味料の瓶の蓋を開けたり、厚い肉が切れるなど一つでいろいろなことができる機能性があるものがいいところになります。
錆びにくいので、濡れた手で触っても安心ですし、汚れたら洗剤でしっかり洗うことが可能であるため常に清潔に使えるキッチンツールです。
また、硬い野菜の芯が楽々に切れるものや細かいものが切れるように考えた「キッチンバサミ」は枝を切るのに適しています。
「ハサミ」と「キッチンバサミ」の違い
「ハサミ」と「キッチンバサミ」の違いを、分かりやすく解説します。
物を挟んで切る道具を「ハサミ」といい、枝きりや布、紙、アルミなどを簡単に切られるよう構造や大きさを考えて作られています。
主に切ることを考えた道具であるため物を挟んだり、栓を抜くといったことはできません。
もう一方の「キッチンバサミ」はいちいちまな板の上で食材を切らなくても手に持ったまま野菜や肉を切り、そのまま鍋の中に入れられます。
缶切りが付いているものや、栓抜きとして使えるなど、機能性に優れているハサミです。
ぎざぎざの刃が付いているものはきゅうりを輪切りにしても付きにくく、フランスパンを潰すことなくきれいな断面のまま切ることもできます。
まとめ
同じハサミであっても切るものが異なったり、太さや機能性に違いがありますので、実際に使ってどこが異なるか体験してみるといいでしょう。