この記事では、「ショッピングモール」と「ショッピングセンター」の違いについて紹介します。
ショッピングモールとは?
複数の小売店やサービス業の店舗などが1か所に集まった複合型商業施設のことをいいます。
モール型のショッピングセンターと呼ばれることもあります。
英語では「shopping mall」になりますが、「mall」は商店街という意味を持つ単語です。
そのためショッピングセンターのうち、商店街のような通路のある横に長い構造になっている商業施設を指すことが多いです。
ショッピングモールには、カフェやレストランなどの飲食店や美容院、旅行代理店などが入っていることもあります。
また、映画館やスポーツジム、ゲームセンター等を備えたショッピングモールもあります。
ショッピングセンターとは?
複数の店舗がある複合型商業施設のことをいいます。
英語では「shopping center」となります。
ショッピングセンターは、日本ショッピングセンター協会により1つの単位として計画や開発が行われ管理・運営される商業・サービス施設の集合体と定義されています。
駐車場を備えていることや小売業の店舗面積が1500㎡以上あること、テナントが10店舗以上あること等が条件となっています。
日本には現在、3000か所以上のショッピングセンターがあります。
ショッピングモールとショッピングセンターの違い
どちらも複数の店舗がある複合型商業施設のことをいいますが、そのうち商店街のように通路を備えた構造になっているものをショッピングモールと呼んでいます。
本来ショッピングモールはショッピングセンターに含まれますが、ショッピングモールが登場したことで比較的コンパクトな複合型商業施設のことをショッピングセンターとして区別するようになりました。
まとめ
ショッピングモールは、ショッピングセンターのうち商店街のような通路を備えた商業施設のことをいいます。