この記事では、「鹿」と「バンビ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鹿」とは?
鹿とはシカ科に属する哺乳類のことをいい、単に鹿というと日本ではニホンジカのことを指します。
ニホンジカは森林や草原などに生息しており、雄は枝分かれした角を持っています。
角は毎年、生え替わっています。
ニホンジカにもエゾシカやホンシュウジカ、ヤクシカなどの種類があります。
また、シカ科にはトナカイなども含まれます。
日本では奈良公園の鹿が有名で、天然記念物にも指定されています。
鹿肉は日本ではあまり食べませんが、ジビエ料理などで食べることもあります。
高タンパク・低脂肪で鉄分が豊富なので、健康に良い食材です。
「バンビ」とは?
バンビとは、ディズニーのアニメーション映画「バンビ」に登場する鹿のキャラクターです。
1942年に公開されました。
「バンビ」はハンガリー出身のフェーリクス・ザルテンの童話をアニメ化した作品です。
アニメでは森の王様である大鹿の子として生まれたバンビが、様々な経験を積みながら成長していく姿を描いています。
2006年には続編となる「バンビ2森のプリンス」が公開されました。
バンビという名前が広く知られるようになり、バンビというと仔鹿を指すこともあります。
「鹿」と「バンビ」の違い
鹿はシカ科に属する哺乳類のことで、バンビはディズニーアニメに登場する鹿のキャラクターです。
バンビ(Bambi)という名前の語源はイタリア語のバンビーノ(Bambino)で、「少年」とか「男の子」といった意味があります。
アニメのバンビが有名になったことで、バンビというと仔鹿を指すようになりました。
また、原作の童話だとバンビはヨーロッパでよく見られるノロジカですが、アニメではアメリカによくいるオジロジカになっています。
日本では鹿というとニホンジカを指します。
まとめ
鹿はシカ科に属する哺乳類で、バンビはディズニーアニメに登場する鹿のキャラクターです。