「縞ほっけ」と「真ほっけ」の違いとは?分かりやすく解釈

「縞ほっけ」と「真ほっけ」の違いとは?違い

この記事では、「縞ほっけ」「真ほっけ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「縞ほっけ」とは?

縞ほっけとはアイナメ科ホッケ属に属する海水魚で、正しくはキタノホッケといいます。

縞ほっけは北太平洋に分布しており、オホーツク海やベーリング海などで漁獲されています。

名前に「縞」とあるように、体には縞模様があります。

北海道で水揚げされることもありますが、日本で流通している縞ほっけはほとんどがロシアなどの海外から輸入されたものです。

脂肪分が多いので傷みやすく、鮮魚のまま流通することはあまりありません。

干物等に加工されています。


「真ほっけ」とは?

真ほっけもアイナメ科ホッケ属に属する海水魚で、日本では北海道や東北地方などで漁獲されています。

その9割は北海道産で、北海道で消費されることが多いです。

鮮度が落ちやすい魚なので、昔は食用にはなりませんでした。

現在は冷凍技術も進化しており、干物などで食べるのが一般的です。

北海道では生の真ほっけがスーパーマーケットや鮮魚市場に並ぶこともあります。

寄生虫の心配があるので、刺身など生で食べることはありません。


「縞ほっけ」と「真ほっけ」の違い

縞ほっけと真ほっけは近縁種で、どちらもアイナメ科ホッケ属に属する魚です。

縞ほっけの方が真ほっけよりも深い海域に生息しており、脂がのっています。

脂ののりが良いと焼いて食べる時に美味しいですが、その分傷みやすいです。

縞ほっけの中でも特に脂がのっているものは、とろほっけと呼ばれたりもします。

また、日本に流通している縞ほっけはロシア産など海外から輸入されたものが多く、真ほっけは北海道で水揚げされたものが多くなっています。

まとめ

海外から輸入されたものが多いのは縞ほっけで、北海道など国内産が多いのは真ほっけです。

また、縞ほっけの方が、真ほっけよりも深い海域に生息しています。

その分、脂肪を多く蓄えており、脂がのっています。

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