「同棲」と「同居」の違いとは?分かりやすく解釈

「同棲」と「同居」の違いとは?違い

この記事では、「同棲」「同居」の違いについて紹介します。

同棲とは?

結婚していない恋人同士が同じ家に住むことをいいます。

男女が恋愛関係にある場合に同棲ということが多かったのですが、最近では男性同士・女性同士のカップルが同棲することも多いです。

結婚している夫婦が同じ家に住む場合には、同棲とはいいません。

結婚には婚姻届を提出することで法的に夫婦と認められる法律婚と、婚姻届を提出せずに夫婦として一緒にいる事実婚があります。

事実婚の場合にも婚姻関係にあると認められるので、同棲とは呼ばないです。

それから同棲を続けていると内縁関係と認められることもあり、その場合には婚姻関係にある場合と同等の権利が得られることもあります。

その場合、同棲と呼ぶのか同居と呼ぶのか明確に区別はされていません。

同棲の定義は曖昧です。


同居とは?

2人以上の人が同じ家に住むことをいいます。

家族で住む場合もありますし、恋人や友達、後輩などと住む場合もあります。

その関係は特に限定されていません。

2世帯住宅は、親世帯と子世帯など2つの世帯が同居するための住宅です。

それから家族のうち一人だけ同居せずに別居することは、単身赴任といったりもします。

ルームシェアも同居の1つですが、身内や友達など知り合い同士で賃貸物件を借りる場合もありますし、見知らぬ人同士が同居するルームシェア用の賃貸物件を利用する場合もあります。


同棲と同居の違い

同棲は同居の1つです。

同居は家族や友達、恋人など一緒に住む人同士の関係は問いませんが、同棲は結婚していない恋人同士に限定されます。

男性同士や女性同士のカップルにも使われる言葉です。

結婚しているカップルの場合には、同居を使います。

まとめ

2人以上が同じ家に住むのが同居で、同棲もその1つです。

同棲は結婚していない恋人同士が同じ家に住む場合にのみ使われる言葉ですが、同居はそれ以外の場合にも使われます。

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