何かをやり終えた後には、その先に輝かしい未来があるというのが理想です。
しかし、実際にはそういうわけにはいかず、やり残したことに「後ろ髪を引かれる」というのが定番になってしまいます。
それでは、この「後ろ髪を引かれる」とはどういう意味でしょうか。
また、「踏ん切りがつかない」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「後ろ髪を引かれる」と「踏ん切りがつかない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「後ろ髪を引かれる」とは?
「後ろ髪を引かれる」とは、文字通り、何かに心のこりがあって、進むことができないということを表す言葉です。
「踏ん切りがつかない」とは?
「踏ん切りがつかない」とは、文字通り、何か決心するための障害になる喪男があって、それを実行できないという状況のことを表す言葉です。
「後ろ髪を引かれる」と「踏ん切りがつかない」の違い
「後ろ髪を引かれる」と「踏ん切りがつかない」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何かが気になって進めないということを表す言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、進めない理由が進行方向の後ろにあるのが「後ろ髪を引かれる」というもので、その原因が進行方向の前にあるのが「踏ん切りがつかない」ということになるでしょう。
つまり、犬種が違う大好きなワンちゃんが並んでいて、最初のワンちゃんと遊んだあと次に向かおうとしたが、後ろのワンちゃんが名残惜しくて「後ろ髪を引かれ」、前をみるとそのワンちゃんはめちゃくちゃ吠えてきているのでそこに行く「踏ん切りがつかない」ということになります。
「後ろ髪を引かれる」の例文
・『私たちは後ろ髪を引かれながら現地を後にしました』
・『後ろ髪を引かれる思いで、次の仕事に向かいました』
「踏ん切りがつかない」の例文
・『機能的には申し分ないのですが、価格がネックとなって踏ん切りがつきません』
・『今後の様々な困難を想像すると、まだ踏ん切りがつきません』
まとめ
この記事では、「後ろ髪を引かれる」と「踏ん切りがつかない」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。