モニュメントや像を作る際の方法には「銅像」や「石像」があります。
この記事では、「銅像」と「石像」の違いを分かりやすく説明していきます。
「銅像」とは?
「銅像」は主に青銅を使った像に対して使う言葉であり、こちらは鋳造法を使って作成されるのが特徴です。
鋳造とは材料を融点よりも高い温度に熱した後、型に流し込んで冷やし固める工程です。
鋳造を使った「銅像」は色々ものが作成されており、日本では銅製の仏像が古くから作られていたことは有名です。
「石像」とは?
「石像」とは石材を使った像に対して使う言葉であり、こちらは切り出した石材を彫刻して作成されるのが特徴です。
「石像」は主に自然石を使ったものが多く、素材によって様々な色や模様に違いが出ます。
「石像」は切り出した石材を使ったものから、天然の崖を加工するものもありこちらも様々な作品が作りだされてきました。
複数の石材を重ねて作った「石像」としてはスフィンクスが有名であり、この他にも「石像」は宗教に関係するものも多く存在します。
「銅像」と「石像」の違い
「銅像」は青銅を使った像であり、こちらは鋳造によって作成されます。
「石像」は石材を使った像であり、こちらは彫刻によって作成されます。
この2つは加工方法が全く違うものであり、世界では様々な作品が作られました。
「銅像」の例文
・『その地域に大きな発展を促した博士の銅像は観光名所となっています』
・『大きな仏をあしらった銅像はとても迫力がありました』
「石像」の例文
・『人間の苦悩を表したような石像だと思います』
・『その美術館では夜になると石像が動くという噂が立っている』
まとめ
「銅像」や「石像」は美術作品から宗教的な作品まで様々ものが存在しています。
「銅像」は鋳造という方法を使うものであり、「石像」は彫刻によって作成されます。
これらの像は非常に大きなサイズなものもあり、観光名所となっているものも存在します。