この記事では、「出稼ぎ」と「住み込み」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「出稼ぎ」とは?
地元に仕事が見つからないとき、東京や大阪といった大都会に出てはお金を稼ぐことを「出稼ぎ」【でかせぎ】といいます。
都会に出たときは住み込みで仕事を斡旋してもらい、現場に行って仕事をするわけです。
食事も出たり、お風呂もあるのですぐに仕事を始められます。
期間は数ケ月と短いものから数年がっつり稼ぎ、まとまったお金を受け取って家に帰るのです。
「住み込み」とは?
雇用先を自分で探し、面接を受けてから選ばれた者が仕事できるようお風呂やトイレがある部屋に寝泊りして、お金を稼げるのが「住み込み」【すみこみ】の魅力です。
台所もあるマンションであれば自炊もできますし、電化製品も最初から揃えてあるのですぐ生活しながら働けます。
ときにお屋敷の一室に住んだり、用意した寮で寝泊りしてお金を稼ぐ人もいる仕事です。
「出稼ぎ」と「住み込み」の違い
ここでは「出稼ぎ」と「住み込み」の違いを、分かりやすく解説します。
数ケ月から数年と期間を決めて、地方から都市部へと住みながら働くことを「出稼ぎ」といいます。
「出稼ぎ」に行く理由には地元に最適な仕事がないか、農家が出来ない時期である場合が多く、一昔前までは男性を中心に行って稼ぐのが主流でした。
もう一方の「住み込み」はお金持ちや権力がある人の家や寮に住み込み、寝泊りしながら家事、育児、掃除といった生活で必要なことしてお金を得るのが仕事です。
「出稼ぎ」の例文
・『農家の男衆は建築現場で働くため秋になると出稼ぎに行く』
・『出稼ぎに行く男性を見送った女性は家を守り、子供を育てた』
「住み込み」の例文
・『住み込みは家賃もかからず、食事もついている』
・『住み込みの仕事も今では求人サイトで探せる時代だ』
まとめ
同じように住み込みして、任された仕事をこなしながらお金稼ぐ行為を指します。
ただ、どこからどこに住み、何をして稼ぐかに違いがありますので、求人内容を比較してみるといいでしょう。