「よだれ」と「唾液」は似ている言葉ですがそれぞれニュアンスや意味が違います。
この記事では、「よだれ」と「唾液」の違いを分かりやすく説明していきます。
「よだれ」とは?
「よだれ」とは口から無意識に零れる「唾液」を示す言葉であり、この現象は色々な場面で発生します。
子供の「よだれ」はまだ自分で口周りの筋肉をコントロールできない年齢で発生するものであり、適宜親がふき取って清潔にする必要があります。
「よだれ」はお酒に酔った場合や睡眠時に発生することも多く、こちらは大人の年代でも発生します。
「よだれ」は漢字で「涎」と書き、これを防ぐ道具には「涎掛け」が有名です。
「唾液」とは?
「唾液」とは口内に存在する唾液腺から分泌される液体であり、消化を助ける酵素が含まれているのが特徴です。
「唾液」はこれ以外にも湿潤や粘膜保護、抗菌、組織修復、歯の再石灰化など様々な機能を持っています。
「唾液」は食べ物をよく噛むことで多く発生する仕組みがあり、健康維持に役立つことで有名です。
「唾液」は酸っぱいものを食べると多く分泌される仕組みとなっており、梅干しなどは過去の経験から見るだけで「唾液」が出る人も存在します。
「よだれ」と「唾液」の違い
「よだれ」は口から無意識に漏れた「唾液」を示す言葉であり、基本的にこれはふき取って綺麗にする必要があります。
「よだれ」の例文
・『赤ちゃん用のよだれ掛けを購入しましたが、結構汚れるのでもう一枚増やすことにしました』
・『起きて洗面所に行くとよだれが垂れた跡があったので、最初に洗顔しました』
「唾液」の例文
・『しっかりと噛むことで唾液が多く分泌されるので、30回ぐらい?みましょう』
・『血液検査に加えて唾液の検査も追加でしました』
まとめ
「よだれ」は「唾液」が無意識に漏れてしまったものを示す言葉です。
最近では中国の鶏肉料理として「よだれ鶏」が人気になっています。
