この記事では、「それでは」と「それなら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「それでは」とは?
「それでは」は様々な場面で使用される言葉です。
前に示された事柄を受けて、それに対する判断や意見などを導く際に使用する「それでは」。
言い換えると、「そういうことなら」や「それなら」「では」「それじゃ」になります。
例えば、「それでは、その通しにします」などといった形で使用します。
次に物事をその時点で始めたり終えたりすることを示す際にも使用します。
言い換えると、「では」「それじゃ」です。
例えば、「それでは終了とします」などといった形で使用します。
また、そういうことではない、そういう状態ではない、といった意味で「それでは」を使用することもあります。
例えば、「それでは何も解決しない」などといった形で使用します。
以上のよう使用方法に加え、別れの挨拶として「それでは」を用いることもあります。
「それなら」とは?
「それなら」は言い換えると、「そういうことなら」や「それでは」になります。
相手との会話の中で、ある事柄に対して何かを行なうといった提案を行う際に「それなら」を使用します。
例えば、「今日の面会時間は終了しました」と相手に言われた場合、「それなら、諦めます」などといった形で使用します。
「それでは」と「それなら」の違い
「それでは」と「それなら」の違いを、分かりやすく解説します。
「それでは」と「それなら」は相手との会話の中で発生した事柄を受けて使用する際には同じ意味として使用することも可能です。
例えば、「それでは、終わりにします」と「それなら、終わりにします」といった形で使用することができます。
そのうえで、「それなら」には、相手との会話の中で発生した事柄を受けて使用する以外に使用用途はありませんが、「それでは」の場合は、ほかにもいくつもの使用用途がありこの点について違いがあります。
「それでは」の例文
・『それでは、今回の本題に入りたいと思います』
・『それでは、私の思い通りにならないと彼女は激怒しました』
「それなら」の例文
・『それなら、一層のこと会社を辞めます』
・『それなら、私の耳にも入っています』
まとめ
「それでは」と「それなら」には以上のような違いがあります。
