「そろそろ」と「ぼちぼち」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「そろそろ」と「ぼちぼち」の違いとは?違い

この記事では、「そろそろ」「ぼちぼち」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そろそろ」とは?

「そろそろ」には、主に2つの意味があります。

1つ目は、動作が静かでゆっくり行われること。

「そろりそろり」「徐々に」「ゆったり」「そっと」などに置き換えることができます。

例えば、「そろそろと歩く」といった形で使用します。

2つ目は、ある時期や状態になりつつある様子を意味します。

「ぼつぼつ」「近いうちに」「やがて」「まもなく」などに置き換えることができます。

例えば、「そろそろ終了の時間です」といった形で使用します。


「ぼちぼち」とは?

「ぼちぼち」には、ゆっくり物事に取り掛かること。

また、あることに近づくこと。

言い換えれば、「徐々に」「緩やかに」といった意味に加え、いくつかの意味があります。

水滴などが続けて落ちる音や様子を「ぼちぼち」と表現することもでき、また、小さなものが散らばっていることも「ぼちぼち」と表現します。

そのほか、小声で話すさまや関西弁では「そこそこ」「まあまあ」といった意味で「ぼちぼち」を使用します。


「そろそろ」と「ぼちぼち」の違い

「そろそろ」「ぼちぼち」の違いを、分かりやすく解説します。

ゆっくりといった意味では同じ意味を持つ「そろそろ」「ぼちぼち」

「そろそろ始めます」「ぼちぼち始めます」は同じ意味として使用することが可能です。

加えて、「ぼちぼち」には、関西弁で「そこそこ」といった意味もあり、その点に大きな違いがあります。

「そろそろ」の例文

・『師走に入り、そろそろ大嫌いな大掃除を始める時期になりました』
・『そろそろ家族が帰宅する時間なので夕食の準備を始めます』

「ぼちぼち」の例文

・『ぼちぼち出掛ける準備を始めます』
・『最近の売上は、ぼちぼちといった感じです』

まとめ

以上のように、「そろそろ」「ぼちぼち」には共通の意味に加え個々が持つ意味もある言葉になります。

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