「両手に花」と「両手に蜜蜂」はそれぞれ何を意味しどこが違うのでしょうか。
この記事では、「両手に花」と「両手に蜜蜂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「両手に花」とは?
「両手に花」とは、「素晴らしいものを2つ手に入れていることのたとえ」です。
1つでも十分に価値があるものを2つ手に入れている状況を表すことわざです。
一般的には男性が2人の女性に囲まれている状況を表す意味で使うことが多く、2人に限定せず多くの女性に囲まれている状態を表す意味でも使われます。
「両手に蜜蜂」とは?
「両手に蜜蜂」とは、「女性が2人の男性を連れていることのたとえ」です。
美しい花には蜜蜂が寄ってくるように美しさに惹かれた男性が女性に引き寄せられている状況を指します。
基本的には2人の男性を連れている様子に対して使いますが、多くの男性に囲まれている様子を指す意味でも使われる表現です。
「両手に花」と「両手に蜜蜂」の違い
「両手に花」と「両手に蜜蜂」の違いを、分かりやすく解説します。
「両手に花」と「両手に蜜蜂」の違いは「性別」です。
どちらも2人以上の魅力的な人に囲まれている様子を表すことわざですが「両手に花」は男性が美女に囲まれている様子を表すのに対し「両手に蜜蜂」は女性が美男に囲まれている状況を表す、という性別の違いで区別されます。
「両手に花」は古くからあることわざですが「両手に蜜蜂」は「両手に花」の反対の意味に当たる言葉として新しく生まれたことわざです。
「両手に花」はことわざ辞典にも掲載されていますが「両手に蜜蜂」はまだ歴史が浅く認知度も高くないため多くの辞典には掲載されていません。
「両手に花」の例文
・『美女に囲まれ両手に花状態だ』
・『両手に花で鼻の下を伸ばしている』
「両手に蜜蜂」の例文
・『男を侍らせ両手に蜜蜂で闊歩する美女』
・『イケメンに囲まれ両手に蜜蜂の状況に満足している』
まとめ
「両手に花」と「両手に蜜蜂」は男女の違いで区別されます。
性別の違いに合わせて使い分けてください。