「新築」と「増築」の違いとは?分かりやすく解釈

「新築」と「増築」の違いとは?違い

この記事では、「新築」「増築」の違いについて紹介します。

新築とは?

新築とは、更地の敷地に建築物を建てることをいいます。

また、その建築物のことを新築と呼ぶこともあります。

既存の建物がある場所に新しい建物を新築したい場合には、既存の建物を完全に撤去してから建築を行います。

それから住宅では、新築と中古ははっきりと区別されています。

建築後1年以内で未入居のものが新築とされます。

建築してから1年以上経った場合には、中古物件として扱われます。

建築後1年以内でも誰かが1度でも入居した場合には中古物件となります。


増築とは?

増築とは、既存の建物に付け加えて建築することをいいます。

同一の敷地内で床面積が増加することを指しています。

既存の建物とは別棟として建築する場合もありますし、既存の建物と一体で建築する場合もあります。

増築は建物の一部を改造するものです。

建築物の一部、あるいは全部を取り壊して用途や構造を変化させたものを建築する場合、規模が取り壊す前と同じであれば増築ではなく改築になります。

既存の建物を改造した結果、床面積が減る場合には減築といいます。

床面積の増加が10平方メートル以上の増築を行う場合には、建築確認申請の手続きが必要です。

10平方メートル以下であれば、建築確認申請は不要になります。


新築と増築の違い

新築も増築も建築の一種です。

新築は更地に新たな建築物を建てることで、増築は既存の建物に付け加えて床面積を増やすことになります。

増築はリフォームやリノベーションの一種で、新築よりも建築のコストは抑えられるというメリットがあります。

ただし、建物の状態によってはコストがかさんでしまうこともあるようです。

まとめ

新築は更地に新たな建築物を建てることで、増築は既存の建物を改造して床面積を増やすことです。

一から建築を行う新築よりも増築の方がコストは抑えやすいですが、建物の状況次第ではコストがかさむこともあります。

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