この記事では、「上層階」と「高層階」の違いを分かりやすく説明していきます。
「上層階(じょうそうかい)」とは?
「上層階」とは、「高い建物の上の方にある階」を意味する言葉です。
「上層階」の類義語には、後述する「高層階」などがあります。
ちなみに、不動産業界において「上層階」とは「6階以上の物件」のことを指すケースが多いようです。
「上層階」の使い方
「上層階」は名詞として使われています。
「高層階」とは?
「高層階」とは、「階を重ねた高い建物のうち、上の方にある階」を意味する言葉です。
「高層階」の類義語には、先述した「上層階」などがあります。
ちなみに、消防法において「高層階」とは「高さ31m以上の建物(10階相当)」のことを指します。
「高層階」の使い方
「高層階」は名詞として使われています。
「上層階」と「高層階」の違い
「上層階」と「高層階」はいずれも「高い建物の上の方にある階」を意味する言葉になります。
したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。
「上層階」の例文
・『あの芸能人はタワーマンションの上層階に住んでいる』
・『彼の実家はマンションの上層階にあるようだ』
・『この建物の上層階にはバーが設けられている』
・『来月から上層階で改築工事が行われる予定だ』
「高層階」の例文
・『高層階から見下ろす街の光景はとても清々しい』
・『高層階と低層階の住民のあいだでトラブルが発生したようだ』
・『高層階になるほど、賃貸料金が高くなっていく』
・『次は高層階の部屋に引越しをしたい』
まとめ
・「上層階」とは、「高い建物の上の方にある階」を意味する言葉です。
・「高層階」とは、「階を重ねた高い建物のうち、上の方にある階」を意味する言葉です。
・「上層階」と「高層階」はいずれも「高い建物の上の方にある階」を意味する言葉であるため、2語は類義語の関係に当たると言えます。