この記事では、「次に」と「次いで」の違いを分かりやすく説明していきます。
「次に」とは?
「次に」は「前に述べた事柄へ追加で内容を付け加える時に用いられる語」を意味する言葉です。
「次に」の使い方
「次に」は接続詞として使われています。
「次(つ)いで」とは?
「次いで」は「引き続いて」や「あるものの次に」という意味を含める言葉です。
元々、「つぎて」だった言葉が後に音が変化して「次いで」となりました。
「次いで」の使い方
「次いで」は接続詞として使われています。
「次に」と「次いで」の違い
「次に」と「次いで」はどちらも「引き続いて」のように「前に述べた事柄へ追加で内容を付け加える時に用いられる語」という意味を含める言葉です。
したがって、二語は類義語の関係にあたると解釈できるでしょう。
「次に」と「次いで」の類義語
「次に」や「次いで」と同じような意味を含める類義語には「それから」や「それに続いて」などがあります。
「次に」と「次いで」の英語での言い換え
「次に」と「次いで」は英語だと“next”や“secondly”などへ訳されます。
「次に」の例文
・『このバラエティー番組が終わったら、次にサスペンスドラマが放送される』
・『彼の手続きが完了したら、次に私の手続きの順番が回って来る』
・『この作業を終えたら、次にやるべきことは間違いがないかチェックすることだ』
「次いで」の例文
・『1作目が上映された後に次いで、2作目が上映された』
・『とある事件が起きた後に次いで、大事件が発生した』
・『ランキング1位のバニラ味に次いで、チョコレート味が人気だ』
まとめ
「次に」と「次いで」はどちらも「それから」や「引き続いて」のように「前に述べた事柄へ追加で内容を付け加える時に用いられる語」という意味を含める言葉です。
したがって、二語は類義語の関係に当たるということでした。