この記事では、「語学力」【ごがくりょく】と「言語力」【げんごりょく】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「語学力」とは?意味
ドイツ語やフランス語など他国の言語を学習し、身につけられる力を「語学力」【ごがくりょく】といいます。
学習してうまく習得し、外国人にも通じるほどの文章が書けたり、本場に近い発音で会話ができる能力を指すわけです。
語学は使わなくては意味がないため、本格的に使用して引き伸ばせる能力を身につけなければなりません。
そのため、実践してより高い「語学力」を身につけるのが必要です。
「言語力」とは?意味
自分なりに思考しながら言語を用いて、相手に言いたいことを伝えられる力を「言語力」【げんごりょく】といいます。
例えば、自分は今どのようなことがしたいか、興味ある国の文化について知りたい気持ちをフランス語や英語でつっかえず正確に伝えられる能力を持つ力を意味するわけです。
いかに現地で使われている言葉を用いて話せたり、相手を楽しませて会話ができるかを考えながら伝達できるかという能力を指します。
「語学力」と「言語力」の違い
「語学力」と「言語力」の違いを、分かりやすく解説します。
他国の言葉を学習して身につける能力を「語学力」といい、習得して実践し、より高い語学能力を身につけていくのが大事です。
もう一方の「言語力」は、自分が今思ったことを英語やフランス語といった言語で伝えられる力を意味します。
流暢に話せるのであれば、「言語力に優れている」と尊敬されますが、反対にただ単語で伝えるのであれば「言語力が低すぎる」と見下されてしまうのです。
「語学力」の例文
・『語学力の質を向上させるため、英国に留学した』
・『外国語の語学力にはA1からC2の6レベルで評価する』
「言語力」の例文
・『言語力が高い人は、欧米人と会話でうまく交流ができる』
・『言語力が低い子供は読解力を身につける勉強法がお勧めだ』
まとめ
どちらも外国の言葉を学び、身につけられる能力を表しますが、意味や使い方に違いがありますので、自分なりに使い分けてみるといいでしょう。