夜寝る時に使う布団は「掛け布団」と「敷布団」が二つで一組になっていますが、それぞれの布団にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「掛け布団」と「敷布団」の違いを解説します。
「掛け布団」とは?
「掛け布団」とは、「寝る時に体の上にかける布団」です。
「掛け布団」の使い方
横になって眠る時に体を覆うように上に掛ける布団を指します。
主に保温を目的にした布団であり断熱性が高く保温性に優れる羽毛や綿などの素材が使われます。
体を上に乗せるため一般的には軽量のものが好まれますがある程度の重さがないと眠れない人もいるため必ずしも軽ければいいというものではありません。
寒い季節には複数枚重ねて使用します。
「敷布団」とは?
「敷布団」とは、「寝る時に体の上に敷く布団」です。
「敷布団」の使い方
床やベッドなどに敷き上で横になって眠るための布団を指します。
固い床に直接横になると体重で体が圧迫されて背中などの各部が痛んでしまいますが、敷布団を敷くことでクッションになり体を痛めることなく安らかに眠れます。
眠る時にかいた汗を吸収しやすく定期的に乾燥させないとカビが生えてしまうので注意が必要です。
ベッドで眠る場合はマットレスが「敷布団」の代わりになります。
「掛け布団」と「敷布団」の違い
寝る時に体に掛ける布団が「掛け布団」、寝る時に下に敷いて上に乗って眠る布団が「敷布団」です。
「掛け布団」と「敷布団」は二つ一組で使うものですが使用法の違いにより性能や特徴も異なります。
「掛け布団」の例文
・『寒くなってきたので掛け布団を一枚増やした』
・『夏場はタオルケットを掛け布団にしている』
「敷布団」の例文
・『寝るために敷布団を敷く』
・『柔らかすぎる敷布団だと寝にくい』
まとめ
「掛け布団」と「敷布団」はペアで使うものですが同じ布団でも全く異なります。
重さや弾力性、柔軟性や耐久性などさまざまなこだわりポイントがあるので安眠できる布団を見つけてください。