同じことや行為が重なっていることを表す言葉には「重複」や「繰り返し」があります。
この記事では、「重複」と「繰り返し」の違いを分かりやすく説明していきます。
「重複」とは?
「重複」は「じゅうふく」や「ちょうふく」と読む言葉であり、同じ物が重なっていることを表します。
「重複」は基本的に1つでいいものが重なっていることや余計なものがダブっていることを表す時にも使うことが可能です。
「重複」の類義語には「反復」がありますが、こちらは行動や行為を繰り返すことを表す時に使います。
「繰り返し」とは?
「繰り返し」とは行動や行為などを何度もすることを表す言葉であり、「繰り返す」の名詞として使われます。
「繰り返し」と同じような意味で使われる言葉には「何度も」があり、どちらも色々な場面で使うことが可能です。
「繰り返し」は英語で“repetition”であり、こちらは繰り返すという動詞の英語の“repeat”を名詞にしたものとなっています。
動詞である“repeat”はカタカナ語としてもよく使われています。
「重複」と「繰り返し」の違い
「重複」は物体や物品などが重なっていることや余計なものが存在することを表す言葉です。
「繰り返し」は行動や動作などを何度もすることを表す言葉であり、カタカナ語であるリピートは色々な場面で使われています。
「重複」の例文
・『購入したキャラクターシールが重複してしまたったので、オークションサイトに出品しました』
・『予約が重複してしまうと言われたので、今回は自分の予約を後日に変更しました』
「繰り返し」の例文
・『姫様のもとへ繰り返し通っていた勇者はやっとのことで謁見を許されました』
・『繰り返し復習することで学力や知識が定着します』
まとめ
「重複」は物が重なっていることを表す言葉であり、「繰り返し」は動作を何度もすることを表す言葉です。
「重複」はカジュアルな言葉でダブりと呼ばれています。