この記事では、「水天一碧」と「水天一色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水天一碧」とは?
「水天一碧」は「すいてんいっぺき」と読みます。
「水天一碧」は、「海上が良く晴れ渡り、水の青と空の青が区別がつかないほど澄み渡っている様子」という意味があります。
晴れ渡り、雲ひとつないような天気の日に、海と空が一体になっているように見えることがあります。
このような美しい光景を、「水天一碧」と呼びます。
「水天一色」とは?
「水天一色」は「すいてんいっしょく」と読みます。
「水天一色」は、「水と空が一体となっていて、区別が付けられない様子」という意味があります。
晴れ渡った日などに、空の色が水色に輝き、水と空の区別が付けられないほど美しいような場面で、「水天一色」という言葉を使うことがあります。
「水天一碧」と「水天一色」の違い
「水天一碧」と「水天一色」の違いを、分かりやすく解説します。
「水天一碧」は、「海上が良く晴れ渡り、水の青と空の青が区別がつかないほど澄み渡っている様子」という意味があります。
一方の「水天一色」は、「水と空が一体となっていて、区別が付けられない様子」という意味があります。
どちらも、よく似た言葉ですが、「水天一碧」は「空と海の区別がつかない」のに対して、「水天一色」は「空と水の区別がつかない」という大きな違いがあります。
そのため、美しい海と空の場面を見た時は、「水一碧」を使い、湖や川などでこの言葉を使う場合は「水天一色」を使うようにしましょう。
「水天一碧」の例文
・『晴れ渡った海上の様子は、まさに水天一碧だ』
・『昨日は嵐だったのに、今日は打って変わって水天一碧の景色が広がる』
「水天一色」の例文
・『大きな湖に水天一色の景色が広がる』
・『雨がやみ、水天一色の美しい風景を見ることができる』
まとめ
「水天一碧」と「水天一色」の違いについて見てきました。
2つの言葉はよく似た意味がありますが、明確な意味の違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けることができそうです。