この記事では、「警備員」と「守衛」の違いを分かりやすく説明していきます。
「警備員」とは?
警備を必要とする場面で仕事をしている人のことです。
警備には、普通ではないできごとに備えて警戒し、守ることという意味があります。
「員」は係の人、所属する人、ある仕事に携わる人という意味を持つ漢字です。
つまり、「警備員」は警備の仕事に携わる人という意味なのです。
職場によって仕事内容は異なりますが、この職業に就く人は、工事現場や駐車場での交通整備、銀行などへの金品輸送、ビルなどでの不審者のチェックなどを仕事としています。
銀行などへの金品輸送の仕事には、強盗に襲われる危険性があります。
工事現場や駐車場での交通整備の仕事の場合、雨か風が強い中でも仕事をしなければならないことがあり、肉体的な負担があります。
特定の業務を行う意外は、この仕事に就くために資格は必要ありません。
アルバイトとして募集していることもあります。
アルバイトとしてできる内容もありますが、身の危険と隣り合わせでもあるのです。
「守衛」とは?
この言葉には、3つの意味があります。
1つめは、守ること、またその人です。
注意深く監視をすることなどをいいます。
2つめは、官庁や学校などの出入り口で、出入りする人を見張ったり、敷地内や建物のないの警備をする職です。
交通整備を行ったり、金品の輸送を行ったりはしません。
3つめの意味は、 旧衆議院・貴族院の院内で警備や看視を行う職業に就いていた人です。
今でいう衛視です。
「警備員」と「守衛」の違い
「警備員」と「守衛」の違いを、分かりやすく解説します。
守るという意味合いを持つ点が似ていますが、それぞれの意味するものは異なります。
「警備員」は、交通整備、金品の輸送などを仕事にしている人のことです。
「守衛」は、出入り口の監視や、敷地や建物の内部の警備をしている人のことです。
まとめ
どちらの言葉にも守るという意味合いがありますが、それぞれ行っている仕事が異なります。