「はびこる」と「いき渡る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「はびこる」と「いき渡る」の違いとは?違い

この記事では、「はびこる」「いき渡る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「はびこる」とは?

「草木などが繁茂する」「よくないものの勢いが盛んになって広まる」「広まって勢力を張る」という意味があります。

語源は、「長くのびて絡みつく草の総称」を意味する「蔓」と、「のばす、のびる、広がる」を意味する「延」からなる「蔓延」という言葉です。

つる草があっという間に成長して広がるさまを表すことから、「蔓延る」「あっという間に社会に広がっていく様子」を意味するようになりました。


「いき渡る」とは?

「ある範囲に広く行きわたる」「ある範囲に広く知られるようになる」という意味があります。

語源は、「行く」「渡る」の二つの動詞からなる複合語です。

行くは「移動する」「進む」という意味があり、渡るは「向こう側に移る」「広がる」という意味があります。

「行く」「渡る」を組み合わせることで、「ある範囲に移動して広がる」という意味になります。


「はびこる」と「いき渡る」の違い

「はびこる」「いき渡る」の違いを、分かりやすく解説します。

「はびこる」「いき渡る」は、どちらも何かが広がるという意味を持つ言葉ですが、違いがあります。

「はびこる」は、草木などが繁茂するという意味や、よくないものの勢いが盛んになって広まるという意味があります。

その一方で、「いき渡る」は、物事が広い範囲に行き渡るという意味があります。

「はびこる」の例文

・『祖父の家では多くの雑草がはびこる』
・『いつの時代も悪がはびこることはない』

「いき渡る」の例文

・『部屋全体に、爽やかな香りがいき渡る』
・『美しい音色がいき渡る』

まとめ

「はびこる」「いき渡る」は似たような意味を持つ言葉ですが、使い分けが必要です。

一般的に、「はびこる」は草木や悪事など、好ましくないものが広がる場合に使われます。

その一方で、「いき渡る」は物事が広範囲に広がって均等に分布する場合に使われます。

それぞれの言葉を正しく使い分けるようにしましょう。

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