一般的な住宅の断熱材として広く使用されているのがグラスウールというものです。
そのグラスウールには「16K」と呼ばれるものがあります。
それでは、このグラスウール「16K」とはどういう意味でしょうか。
また、「24K」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、グラスウール「16K」と「24K」の違いを分かりやすく説明していきます。
グラスウール「16K」とは?
グラスウール「16K」とは、主に断熱材や防音材として使用されているシート状の製品のことです。
名前の「16K」はグラスウールの密度を表している数字であり、実際には 16kg/平方メートル」のことです。
グラスウール「24K」とは?
グラスウール「24K」とは、前述のように断熱材などに使用されるシート状のもので「24K」というのはその性能を表すための指標としての密度が「24K」であるもののことです。
グラスウール「16K」と「24K」の違い
グラスウール「16K」と「24K」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、断熱材や防音材として多くの場面で使用されているものであることは同じですが、密度が違います。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、1平方メートルあたりの重さが16kgのものが「16K」で、同じく24kgのものが「24K」ということになります。
つまり、同じ面積あたりの繊維の密度が違うのです。
このような用途で使われるものは密度の高さにほぼ比例して性能が変わるので、単純に考えて「24K」のものは「16K」の製品の1. 5倍の性能を持っていると言えます。
まとめ
この記事では、グラスウール「16K」と「24K」の違いを、解説してきました。
グラスウールと聞いて、繊維が体に入って喘息などの症状を起こすのではないかと思う人もいるかもしれませんが、それはアスベストつまり石綿と呼ばれていたもので、グラスウールとは全く違うものです。
グラスウール自体は製品の状態では繊維が切れて放出されるようなことは無いと言われています。