この記事では、グラスウールの「24k」と「32k」の違いを分かりやすく説明していきます。
「24k」とは?
グラスウールはガラスを繊維状にした素材で、建物の断熱材に使われています。
ガラス繊維の間に空気が含まれることで、熱が伝わりにくくなります。
グラスウールは原料となるガラスを高温で溶かし、容器に入れて高速回転することで遠心力により穴から吹き出させます。
細かい繊維状になったのがグラスウールになります。
グラスウールには、10kや16k、24k、32kといった種類があります。
この数字は密度を表しており、24kの場合にはグラスウールが1立方メートル当たり24kg入っています。
一般の住宅にもよく用いられます。
「32k」とは?
グラスウールの32kは、1立方メートル当たり32kgのグラスウールが入っていることを表しています。
住宅用のグラスウールの密度の中では、最も高いといえます。
密度が高い程、断熱性能も高くなります。
グラスウールの原料となるガラスは不燃なので、燃えにくく火事に強いというメリットがあります。
経年劣化もしにくく、発がんリスクも低いのも特徴です。
「24k」と「32k」の違い
グラスウールの24kと32kは、どちらも住宅用の断熱材として使われる素材です。
24や32という数字は、グラスウールの密度を表しています。
密度が高いのは32kの方で、1立方メートル当たり32kgのグラスウールが入っていることを表します。
24kは1立方メートル当たり24kgのグラスウールが入っています。
密度が高くて入っているグラスウールの量が多い程、断熱性は高くなります。
そのため32kの方が、24kよりも性能が優れています。
ただし、その分価格は割高です。
まとめ
グラスウールの24kと32kの違いは、密度にあります。
グラスウールの密度が高く入っている量が多いのが32kで、24kは32kよりも密度が低く断熱性能が劣ります。