この記事では、「並木」と「街路樹」の違いを分かりやすく説明していきます。
「並木」とは?
「並木(なみき)」とは、街路や参道、公園などの通りの両側に、一列に並べて植えた樹木のことを言います。
「並木」の「並」は、「ならぶ」、「ならべる」、「なみ」などの意味があります。
また「木」は、「き」、「たちき」、「もく」などを指しています。
そのため、漢字の意味から見ると、「並木」は「並ぶ立ち木」と言う意味合いになります。
「街路樹」とは?
「街路樹(がいろじゅ)」とは、街路の両側に沿って植えられた樹木のことを意味しています。
「街路樹」の「街」は、「まち」、「ちまた」、「大通り」などの意味を持っています。
また「路」は、「みち」、「人や車が往来する道」、「方法」などを表しています。
その上、「樹」は「き」、「立ち木」、「植える」などを指しています。
そのため、漢字の意味から見ると、「街路樹」は「街の路の立ち木」と言う意味合いになります。
「並木」と「街路樹」の違い
「並木」と「街路樹」の違いを、分かりやすく解説します。
「並木」とは、街路や参道、公園などの通りの両側に、一列に並べて植えた樹木のことを意味しています。
一方、「街路樹」は街路の両側に沿って植えられた樹木のことを言います。
「並木」は街路や参道、公園などの通りに沿って植えられている樹木を指していますが、「街路樹」は、市街の道路のみなので、この点に違いがあります。
まとめ
「並木」のある小道や道路のことを「並木道(なみきみち)」と言います。
「並木」には「桜並木」、「イチョウ並木」、「ポプラ並木」などがあります。
また、「街路樹」は「市街並木(しがいなみき)」とも呼ばれ、「イチョウ」、「トチノキ」、「トウカエデ」、「ミズキ」などの10樹種があります。