この記事では、「腹筋」と「体幹」の違いを分かりやすく説明していきます。
「腹筋」とは?
腹筋は、ふっきんと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、はらや心といった意味の腹の漢字に、きんにくや植物等の繊維といった意味がある筋の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ腹筋は、腹部の内腔を作っている筋肉の総称を表すのです。
「腹筋」の言葉の使い方
腹筋は、腹壁を構成する筋肉の総称といった意味に使われる言葉となっています。
平たく言えば腹部にある筋肉の事であり、腹筋運動や腹筋を鍛えるといった様な使い方をされる言葉です。
「体幹」とは?
体幹とは、たいかんと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、からだや身につけるといった意味を持つ体の漢字に、物事の中心となる部分といった意味を有する幹の漢字を付け加える事により、誕生した言葉です。
以上の事から体幹は、身体にある胴体や、胴体部分にある筋肉を示します。
「体幹」の言葉の使い方
体幹は、主に身体の胴体にある筋肉といった意味で用いられる言葉です。
頭や手足を除いた胴体部分を示す言葉であり、体幹を鍛えるや、体幹が弱いといった表現を見聞きする事が少なくありません。
「腹筋」と「体幹」の違い
腹筋と体幹の漢字表記を見比べれば、使われている漢字も読み方も全然違う言葉となっています。
ですがどちらも、身体にある筋肉といった似た意味を持っている点がややこしいです。
ただし腹筋は、文字通り、腹直筋や腹横筋といった腹部にある筋肉を表します。
一方の体幹は、手足を除いた胴体や、腹筋を含めた胴体にある筋肉といった意味を示すのです。
まとめ
2つの言葉は、使用されている漢字も読み方も違っていますが、どちらも筋肉に関連した意味を所有しています。
とはいえ腹筋は、腹部にある筋肉の総称として使われる言葉です。
対する体幹は、身体の胴体部分とか、胴体にある筋肉といった意味の言葉として用いられています。