この記事では、「良好」と「好調」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「良好」とは?
人間関係に問題がない、結果が良いことを「良好」【りょうこう】といいます。
「取引先との関係は良好だ」というように、相手といかに良い状態であるか表すのです。
販売業では「新商品の売上げが良好」とかなり順調に売れている状況であるかが分かります。
このように、職場ではいかに売上げが良かったり、成果を出す状態であるか具体的に伝える言葉です。
「好調」とは?
物事が問題なく順調に進んでいる様子を「好調」【こうちょう】といいます。
かなりスムーズに気分良く進んでいれば「絶好調」という場合もあり、かなり調子が良く、前向きにできている様子を表すのです。
作業が滞ることなく、質も良く仕上げられている職場で作業する場面でよく使われています。
また、「今日は好調だ」と運動選手の状態が良く、本来の能力を発揮できているときに使える言葉です。
「良好」と「好調」の違い
ここでは「良好」と「好調」の違いを、分かりやすく解説します。
自分が思うように物事が進み、良い状態であることを「良好」といいます。
「今日は良好だ」といえば、失敗もなく、つまづいて悩む必要もないほど事がうまくいっているので、嬉しい気持ちを表す言葉になるのです。
もう一方の「好調」は滞りなく物事が進んでいることを意味します。
「良好」は状態が良いことを指し、「好調」は体調が優れていると伝えるとき使われているところが違う点です。
「良好」の例文
・『顧客に愛されるためにも良好な関係を築くように交渉する』
・『取引先とは良好な関係を築き、良い結果を出していきたい』
「好調」の例文
・『冷感と速乾性がある寝具の売上げが好調で店も助かった』
・『事業の好調期ばかり目を向けないで、不調期の原因も調べたい』
まとめ
良い現状を表す言葉を2つご紹介しましたが、どのような場面で使えばより意味が通じるかに目を向けて使い分けてみましょう。
