プロフェッショナル向けのブランドはどちら?この記事では、「KTC」と「nepros(ネプロス)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「KTC」とは?
京都府久世郡久御山町に本社を置く『京都機械工具株式会社 KYOTO TOOL Co. , Ltd』の略称です。
世界的な信頼度を誇る日本の工具メーカーだと言っていいでしょう。
また「KTC」は同社の工具製品のスタンダードブランドでもあると言っていいでしょう。
会話、文章において2つの意味合いを持つと知っておくと戸惑う必要がないと思われます。
「究極を普及させる使命」を念頭に後述する「nepros」ブランドの技術をフィードバックし、反映させたもの。
廉価版ではなく様々なシーンに対応したラインナップを展開したものです。
アイテム総数は12000を数えており、ソケット/レンチ、スパナ、ドライバ/ペンチと4カテゴリーに分けブランドが構築されています。
「nepros(ネプロス)」とは?
1990年初頭に自動車メンテナンスのプロフェッショナル向けの世界一のハンドツールを作る事をコンセプトにプロジェクトが起ち上がります。
実際には5年の歳月をかけて具現化。
1995年の会社創立45周年に合わせてブランドを構築したものです。
強く、軽く、使い勝手をハイレベルで実現。
それに加えて見た目の美しさも兼ね備えているのが特徴だと言えるでしょう。
ブランドの前身が「ミラーツール」でもあった事もあり、美しさと人間工学を追求した使いやすさをハイレベルで複合させた製品は高い評価を得る事になりました。
「KTC」と「nepros(ネプロス)」の違い
「KTC」と「nepros(ネプロス)」の違いを、分かりやすく解説します。
「KTC」は社名の略称であるとともに同社のスタンダードブランドにあたります。
ブランドとしては幅広い客層に対応、仕事・作業から趣味のホビーまでにレンジを広げているのが特徴だと言えるでしょう。
ホームセンター等でも容易に入手できる事から廉価版に思われがちですが、同社のハイエンドブランド「nepros」で得た情報をフィードバックしている事からもただの下級モデルではない事がわかるでしょう。
「nepros」はコンセプト自体から世界中のカーメカニックに向けたプロ仕様のものになります。
前身のブランドから継続されるツールの鏡面仕上げはプロのプライドを擽るものになっています。
まとめ
「KTC」は『京都機械工具株式会社』の略称かつスタンダードブランドの名前。
幅広いユーザー向けに様々な仕様があるうえに手軽に購入できるのが魅力だと言っていいでしょう。
「nepros」は同社の最高級ブランドであり、強さ、軽さ、使い勝手の良さに加え、見た目の美しさも重視されたブランドになります。
