「擬態語」と「擬音語」の違いとは?徹底的に解釈

「擬態語」と「擬音語」の違いとは?違い

この記事では、「擬態語」「擬音語」の違いを分かりやすく説明していきます。

「擬態語」とは?

「擬態語」とは直接音が出ないような物の状態を言葉にしたオノマトペです。

物音を立てないようにしている状態のこっそりや、物が光っている様子を指すキラキラなどが「擬態語」になります。

「擬態語」も例を挙げれば枚挙に暇がないほどたくさんありますが、どれも本来は音が出ない状態や状況であることと、生物の状態や行動ではなく非生物の状態を言葉にしたものと言うのが共通点です。

音がするものを言葉で表したものや生物の状態を言葉で表したものは含みません。


「擬音語」とは?

「擬音語」とは発生する音を言葉で表現したオノマトペです。

風がふいている音のヒューヒューや何かが爆発した音のドカンなどが「擬音語」になります。

音というのは何かが動いた際に一緒に動かされた空気の振動なので、「擬音語」もなにかの動きや現象を表す言葉として扱われる事が多いです。

音を言葉で表現したものではありますが物体によって発生する音を表現したものだけが「擬音語」であり、生き物の声という音を言葉で表現するものは含みません。


「擬態語」と「擬音語」の違い

「擬態語」「擬音語」の違いを、分かりやすく解説します。

物の状態や動きを言葉で表現したものが「擬態語」で、物から発生する音を言葉で表現したものが「擬音語」です。

「擬態語」は本来発生していない音を言葉で表していますが、「擬音語」は実際に発生している音を聞こえるままか連想できる形の言葉で表しています。

まとめ

状態や動きを表す聞こえない音を音が出ているかのように表現したオノマトペが「擬態語」で、実際に出ている音をそのまま言葉にしたり連想できる言葉にして表現したオノマトペが「擬音語」になります。

どっちも非生物についてを表現するものであり、そのオノマトペがどちらに分類されるかの違いは本来音が出ているか出ていないかという点だけです。

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