この記事では、「送別会」と「激励会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「送別会」とは?
「送別会」は「そうべつかい」と読みます。
意味は、「職場や組織、グループなどから離れていく人を、惜しむ気持ちと、気持ちよく送り出す気持を超えて催される集まりのこと」です。
会社を辞めたり、引っ越して会う機会が減る人などに、今まで仲良くしてきたお礼と、これから行く先でも頑張ってほしいという願いを込めて開かれる会合のことです。
「送別会」の言葉の使い方
「送別会」はビジネスだけではなく、日常でも「送別会を開く・開いた」「送別会に参加する」などと使われます。
「送」は「おく(る)」とも読み「出かける人を見おくる」「人や物を別の所に運びおくる」という意味、「別」は「わか(れる)」とも読み「いっしょにいたものが離れ離れになる」「ある特徴によって物事を分け離す」という意味、「会」は「ある目的のために多くの人々が集まること」という意味、「送別会」で「離れ離れになる人を見送る目的で多くの人びとが集まること」になります。
「激励会」とは?
「激励会」は「げきれいかい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「競技大会を控えた選手などに対して、力づける意味を込めて催される集まり」という意味です。
2つ目は、「ビジネスなどで、大きなプロジェクトを始める時などに、メンバーを元気づけたり、奮い立たせたりするために開かれる集まり」という意味です。
「激励会」の言葉の使い方
「激励会」はビジネス・スポーツの分野で「激励会を開く・開いた」「激励会で紹介される」などと使われえます。
「激」は「はげ(しい)」とも読み「勢いが強い」「強く勢い立たせる」という意味、「励」は「はげ(ます)」とも読み「力をこめて行う」「相手を力づけてやらせるようにする」という意味、「会」は「ある目的のために多くの人々が集まること」という意味、「激励会」で「相手を力づけて奮い立たせるために、多くに人々が集まること」になります。
「送別会」と「激励会」の違い
「送別会」は「離れ離れになる人を見送る目的で多くの人びとが集まること」です。
「激励会」は「相手を力づけて奮い立たせるために、多くに人々が集まること」です。
まとめ
今回は「送別会」と「激励会」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。