「ネット用語」と「ネットスラング」ではどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ネット用語」と「ネットスラング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ネット用語」とは?
「ネット用語」とは、「ネット上で使われている言葉」のことです。
SNSや掲示板などインターネット上のコミュニケーションで使われている独自の言葉を指します。
基本的にはネットで生まれネットの世界でのみ使われている言葉を「ネット用語」と呼んでいます。
「ネットスラング」とは?
「ネットスラング」とは、「ネット上で使われている俗語」のことです。
特定の階層やクラスターのみで使われているあまり上品ではない言い回しのことを「スラング」といいます。
スラングは若者の間だけで通じる言葉や下層階級でのみ用いられる表現など限定的な範囲で使われている言葉です「ネットスラング」はネット上だけで使われているスラングを指します。
ネット上だけで使われている有名人のあだ名や単語の言い換えなど、ネットを離れた現実世界では意味が通じない俗語を指す言葉です。
基本的に上品ではないくだけた言い回しなのでネット上でも匿名の掲示板や仲間うちだけのSNSなど公ではない場所で使われています。
「ネット用語」と「ネットスラング」の違い
「ネット用語」と「ネットスラング」の違いを、分かりやすく解説します。
「ネット用語」と「ネットスラング」の違いは「言葉としての正しさ」です。
「ネット用語」はネット限定ではあるものの言葉としては正しくきちんとした場所でも使えるのに対し「ネットスラング」は上品さにかけるくだけた表現なのできちんとした場面では使えません。
「ネット用語」の例文
・『ネット用語に精通している専門家』
・『ネット用語にはあまり詳しくない』
「ネットスラング」の例文
・『若者なら皆知っているネットスラング』
・『普段の会話にネットスラングは使わない』
まとめ
「ネット用語」と「ネットスラング」は言葉としての正しさで区別されます。
言葉として問題ないのかどうかよく考えて使いましょう。