この記事では、「なるほど」と「そうですか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「なるほど」とは?
「なるほど」の意味は以下の通りです。
1つ目は「相手の意見を受け入れて、自分も賛成すると意思を表す言葉」という意味です。
2つ目は、「その範囲でできる限りのことをする」という意味です。
「なるほど」の言葉の使い方
「なるほど」は、副詞・感嘆詞として「なるほどよく似ている」「なるほどおっしゃる通り」などと使われます。
漢字で「成る程」と書き、「成る」は「実現する」「出来上がる」「成立する」という意味、「程」は「程度」「限度」という意味、「なるほど」で「実現する限り」という意味で使われていました。
次第に、「それ以上のものがない」という意味になり、転じて「他に考えられない」「明らかである」という、同調の意味で使われる様になったのです。
「そうですか」とは?
「そうですか」は、「相手の言うことに対して納得または肯定する言葉」という意味です。
相手の話を聞く時に、その通りに受け入れて話を進めるための、相槌を表します。
「そうですか」の言葉の使い方
「そうですか」は、感嘆詞として使われます。
「そうです」は「様態」「伝聞」を表す助動詞「そうだ」の丁寧語、「か」は「気持ちを添える終助詞」、「そうですか」で「〜ということか」になります。
相手の言うことを肯定して、話しやすい雰囲気を作る効果がありますが、他人ごとで自分にはあまり関係がない様な適当なニュアンスがありますので、あまり何度も使わない方が良いでしょう。
「なるほど」と「そうですか」の違い
「なるほど」は「相手意見を受け入れて、自分も賛成する意思表示の言葉」です。
「そうですか」は「相手の言うことに対して納得または肯定する言葉、相槌として使われる語」です。
まとめ
今回は「なるほど」と「そうですか」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
