「ないし」と「あるいは」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ないし」と「あるいは」の違いとは?違い

この記事のような言葉の解説を行う文章を書いていると、場合によっては伝えたいことが頭の中にたくさん思い浮かんできて、文章を複数並べたくなる時があります。

そんな時は「ないし」という表現を使います。

それでは、この「ないし」とはどういう意味でしょうか。

また、「あるいは」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ないし」「あるいは」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ないし」とは?

「ないし」とは、「乃至」とも記述する言葉で、文章や言葉を並列に並べるときの接続の用途で使われるものです。


「あるいは」とは?

「あるいは」とは、「或いは」とも記述する言葉で、文章や言葉を並列に並べるときの接続の用途で使われるものです。


「ないし」と「あるいは」の違い

「ないし」「あるいは」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、何かを複数、並列に並べて説明する時に使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つに関しては大きな意味の違いというものは無いというのが結論です。

どちらも英語の「or」に相当するもので、いくつかの事柄を並列にして説明するという用途で使われます。

しかし、小さなニュアンスの違いとしてあげるとすれば、「ないし」の方が文語的な表現、あるいはふうい感じがするものということになります。

「ないし」の例文

・『この表現には、否定ないし肯定のどちらの意味も含んでいます』
・『この料理にはパプリカないしオレガノのパウダーが必要です』

「あるいは」の例文

・『ここで紹介した商品はダイエット、あるいは、健康のためにお使いいただけます』
・『お墓参りというのは先祖の供養、あるいは家族の健康を願うものです』

まとめ

この記事では、「ないし」「あるいは」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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