この記事では、伊勢神宮「内宮」と「外宮」の違いを分かりやすく説明していきます。
伊勢神宮「内宮」とは?
伊勢神宮「内宮」の正式名称は皇大神宮です。
五十鈴川のほとりにあり、正宮と10所の別宮、数多くの宮社があります。
そこに祀られているのは天照大御神です。
天照大御神は、正宮である皇大神宮に祀られ、天照大御神は太陽の神様とされ、日本で最も貴く、神道の最高神になります。
また、天皇陛下は、天照大御神の子孫とされています。
伊勢神宮「内宮」にあるご神体は、三種の神器のひとつ八咫鏡です。
そのほか、八尺瓊勾玉、草薙剣もあります。
伊勢神宮「内宮」の場所は三重県伊勢市宇治館町1。
伊勢神宮「内宮」近くには、おかげ横丁などがあり、多くの観光客が訪れる場所になります。
伊勢神宮「外宮」とは?
伊勢神宮「外宮」の正式名称は豊受大神宮です。
伊勢市の中心部にあり、正宮と四所の別宮、数多くの宮社があります。
そこに祀られているのは豊受大御神です。
豊受大御神は、伊勢神宮「内宮」の天照大御神の食事を司る神となり、衣食住や産業の守り神とされています。
伊勢神宮「外宮」の場所は三重県伊勢市豊川町279です。
伊勢神宮「内宮」と「外宮」の違い
伊勢神宮「内宮」と「外宮」は少し離れた場所にあります。
それぞれの歴史は、伊勢神宮「内宮」が約2000年。
伊勢神宮「外宮」が約1500年。
御祭神も異なり、伊勢神宮「内宮」は、太陽の神とも言われる天照大御神。
伊勢神宮「外宮」は天照大御神の食事を司る豊受大御神になります。
そして、同じ伊勢神宮ですが、この2つは決して同格ではありません。
格で言えば、伊勢神宮「内宮」の方が格上とされています。
そして、伊勢神宮をお参りする際は、伊勢神宮「外宮」から行う方法が正式な方法になります。
まず、伊勢神宮「外宮」をお参りした後、伊勢神宮「内宮」に向かうものとなります。
まとめ
以上のように、同じ伊勢神宮でも少し離れた場所にあり、そして、格式も異なる伊勢神宮「内宮」と「外宮」になります。