「年始状」と「年賀状」の違いとは?分かりやすく解釈

「年始状」と「年賀状」の違いとは?違い

この記事では、「年始状」「年賀状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「年始状」とは?

年の始めころに出すあいさつの手紙やはがきのことです。

「年始」には、年のはじめという意味があります。

何日までとははっきりしていませんが、1月1日から1月3日までは一般的に年始といわれています。

「状」は手紙という意味です。

年の始めに出す手紙には、「賀正」「謹賀新年」などのお祝いの言葉を書くことがありますが、「年始状」にはお祝いの言葉は書きません。

あいさつを伝えるためのものです。

出す期間は松の内までです。

松の内をすぎると寒中見舞いとなります。

この言葉が指すものは、東日本大震災があってから送られるようになったといわれています。

お祝いをすることがためらわれるような際に、このはがきや手紙を送ります。


「年賀状」とは?

年の始めに出す祝いの言葉を書いた、はがみや手紙のことです。

このはがきや手紙には、「あけましておめでとうございます」「謹賀新年」など、お祝いの言葉を書くことが一般的です。

年が新しくなったことを祝う気持ちが込められています。

他にも、去年お世話になったこと、今年もよろしくということなども、書かれる場合があります。

家族の写真を印刷することもあります。

写真を使うことで、家族の様子を伝えることができます。

出す期間は松の内までです。

それ以降の場合は寒中見舞いとなります。

郵便ポストに投函をするときには、「年賀状」の投函口に方に入れる必要があります。

郵便局では、通常の郵便物と「年賀状」をわけて扱っています。


「年始状」と「年賀状」の違い

「年始状」「年賀状」の違いを、分かりやすく解説します。

年の始めに出すはがきや手紙という点は同じです。

違いは何を書くかです。

前者はあいさつを伝えるもので、お祝いの言葉は書きません。

後者は新しい年になったことを祝う言葉を書きます。

まとめ

出す期間は同じですが、伝える内容が異なります。

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