この記事では、「代謝がいい」と「汗っかき」の違いを分かりやすく説明していきます。
「代謝がいい」とは?
「代謝がいい」は「たいしゃがいい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「生物学用語で、体内で組成する物質が、次々に変化して順調に入れ替わること」という意味です。
2つ目は「生物が体内に取り入れた物質を、効率よくエネルギー化できること」という意味です。
「代謝がいい」の言葉の使い方
「代謝がいい」は「代謝+が+いい」で成り立っています。
「代謝」は「古いものと新しいものとが次々と入れ替わること」という意味、「が」は助詞、「いい」は「良い(よい)」の口語表現で「質が高い」「能力がすぐれている」という意味、「代謝がいい」で「細胞を生成して入れ替わる能力が優れていること」になります。
「汗っかき」とは?
「汗っかき」は「あせっかき」と読みます。
意味は「普通の人よりも汗が多く出る体質」のことです。
人は細胞が活性化するとエネルギーが生産され、血流が良くなり体温が上昇して汗をかきます。
その他にも神経障害、甲状腺異常、糖尿病などでも「汗っかき」になることもあります。
「汗っかき」の言葉の使い方
「汗っかき」は「名詞として「汗っかきだ・である」と使われます。
「汗っかき」には様々な原因があり、上記で紹介した「代謝がいい」の具体的な症状の一つとしても「汗っかき」が含まれます。
「代謝がいい」と「汗っかき」の違い
「代謝がいい」は「細胞を生成して入れ替わる能力が優れていること」です。
「汗っかき」は「普通の人よりも汗が多く出る体質、代謝がいいことも原因のひとつ」です。
「代謝がいい」の例文
「代謝がいい」の例文は以下の通りです。
・『彼女は代謝がいいのでいくら食べても太らない』
・『代謝がいい人はすぐにお腹が減る』
・『若い人は代謝がいいのでお肌もキレイだ』
「汗っかき」の例文
「汗っかき」の例文は以下の通りです。
・『彼は痩せているのに汗っかきだ』
・『汗っかきにとって夏の通勤電車は地獄だ』
・『赤ちゃんは大人と汗腺の数が同じなので汗っかきだ』
まとめ
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
