この記事では、「大学中退」と「大学除籍」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大学中退」とは?
「大学中退」とは主に大学生が自分から大学を辞めることを指します。
辞める理由は学費が払えなくなったからであったり勉強に追いつけなくなったから、家の都合で大学に通っている場合ではなくなったからなど様々です。
大学に入学したのに卒業せず中退したというのは就職活動で不利になることもありますが、自身の能力以外のやむを得ない理由だった場合は就職活動でも不利に働かないこともあります。
「大学除籍」とは?
「大学除籍」とは大学が在籍している学生の籍を外すことです。
外された人は大学生としてその大学に通って学ぶことができなくなりますが、その大学に通っていた事実はなくなりません。
「大学除籍」される理由は催促しても学費を納めなかったり、なんらかの問題を起こしたせいで追い出されるなどがあります。
「大学除籍」は大学側から大学を追い出されるようなものなので、就職活動においては人格面などに問題があるのではと思われ、経済的な理由など実際の理由が本人に非がない理由でも「大学中退」より就職活動で不利になりがちです。
「大学中退」と「大学除籍」の違い
「大学中退」と「大学除籍」の違いを、分かりやすく解説します。
主に自分から辞めるなどで大学を辞めることが「大学中退」で、大学が在籍している学生の籍を外すことが「大学除籍」です。
「大学中退」は自分から辞めることという意味で使われることがほとんどなので、比較的やむを得ない事情があったと判断されやすくなります。
逆に「大学除籍」は客観的に見ると大学側から本校の学生と認められないと判断されたとみなされるので、本人になんらかの問題があるのではと思われがちです。
まとめ
実際に学費を滞納し続けた場合措置退学で「大学中退」扱いになる大学もあれば「大学除籍」になる大学もあるので境界線は曖昧です。
ですが一般的には「大学中退」は自分から大学を辞めることで、「大学除籍」は大学から辞めさせられることというイメージが定着しています。
