この記事では、「大群」と「大軍」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大群」とは?
大群は、たいぐんと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、数量がおおきいといった意味の大の文字に、集団やむれといった意味がある群の文字を加える事によって完成した言葉となっています。
以上の事から大群は、動物等が数多く集まってつくる群れといった意味を示すのです。
「大群」の言葉の使い方
大群は、とても多く集まって形成される群れ等の意味を持つ言葉として用いられています。
特に動物や昆虫等が、非常に多く集まった集団に対して、この大群という言葉が使用されているのです。
「大軍」とは?
大軍は、たいぐんと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば分かる事ですが、規模や数が大きいといった意味を持つ大の漢字に、ぐんたいとか兵士の集団等の意味を有する軍の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ大軍は、兵士の数が多い軍隊や多くの軍勢という意味を表します。
「大軍」の言葉の使い方
大軍は主に、兵数の多い軍隊という意味で使われる言葉です。
お陰で大軍を使用した言葉としては、大軍で攻めるとか、大軍を率いる、といった表現を見掛ける事が出来ます。
「大群」と「大軍」の違い
大群と大軍の漢字表記を見比べると、即座に2文字目で、群と軍という違いがある事に気付く事が可能です。
所が最初の漢字は同じ大であり、共にたいぐんという同じ読み方をする言葉同士となっています。
ただし2文字目の漢字が違う事で、表す意味には違いが生じているのです。
まず大群は、動物等がとても多く集まってつくる群れという意味を示します。
一方の大軍は、兵の数が多い軍隊という意味を表すのです。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字がある所か、読み方も同じだったりします。
とはいえ2文字目の漢字が違う事で、表現する意味合いにも、相違点を見出す事が可能です。
ちなみに大群は、動物や昆虫等が非常に数多く集まって形成する群れという意味の言葉として用いられています。
対する大軍は、兵数が多い軍隊や、多くの軍勢といった意味に使われる言葉です。