「D-Sub」と「DVI」の違いとは?分かりやすく解釈

「D-Sub」と「DVI」の違いとは?違い

パソコンとモニターを接続するときに使う端子として「D-Sub」「DVI」があります。

2つの端子にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「D-Sub」「DVI」の違いを解説します。

「D-Sub」とは?

「D-Sub」とは、「データ信号を伝送するために使われる端子」です。


「D-Sub」の使い方

機械や装置を外部機器と接続する時に使う入出力用の接続口のことを「端子」といいます。

端子には用途や目的によりさまざまな規格が設けられており規格にあった形状の製品のみが取り付けられます。

主にコンピューターとモニターを接続するのに用いられるデータ転送用の端子規格が「D-Sub」です。

9ピンと15ピンの2つの規格がありますがどちらも端子の形状がアルファベットのDに似ていることから「D-Sub」と名付けられました「D-Sub」「Sub」「subminature」の略で「超小型」を意味します。


「DVI」とは?

「DVI」とは、「映像入出力のデジタル端子」です。

「DVI」の使い方

データ転送に使用される端子規格で正式名称を「Digital Visual Interface」といい頭文字をとった略語が「DVI」です。

その名の通り映像の入出力に使用される端子でコンピューターとモニターをつなぐのに用いられます。

「D-Sub」と「DVI」の違い

「D-Sub」「DVI」は端子の規格そのものが異なりますが最大の違いは「データの転送方式」です。

「D-Sub」がアナログデータ転送用の端子であるのに対し「DVI」はデジタルデータ転送用の端子です。

アナログ端子はデータ転送時に劣化が発生しますがデジタル端子ではデータの劣化が発生せずそのままのデータを転送できます。

画質を比較するとアナログの「D-Sub」よりもデジタルの「DVI」のほうが高画質です。

まとめ

「D-Sub」「DVI」は異なる端子規格で互換性はありません。

どちらも一昔前の古い規格ですが今でも現役なので知っておきましょう。

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